三代目が会社を潰すという実例を目の前で体験・痛感している最近


「三代目が会社を潰す」よく言われることですが、僕の勤務している会社が、まさにこの鉄板パターンに綺麗にはまりつつあります。

会社を買収した株主のお孫さんが25歳で入社してきたのが三年前ですが、その頃は本人もわからないことばかりでしたから、意外と謙虚ではありました。

その後、半年おきに昇進し、現在は「取締役課長」、来年には「取締役次長」→「取締役部長」→「代表取締役社長」になります。

若すぎますが、利権を一族に集約したいので、なりふり構わない異常昇進です。

まぁ、まわりも仕方ないので合わせていましたが、最近では明らかに「取り巻きになろう」という中年社員やら若手社員が増殖中です。

気持ちはわからないでもないですが、その努力をもっと自分に直接的に利益になることに向けたほうが、ずっと効率的なのにと個人的には思っていますが…

骨の髄まで「他人のふんどしを履いて生きる」つもりの会社員の方には、次期権力者に取り入るという手段くらいしか思いつかないのでしょう。

さて、そのようなことで、取り巻きによる三代目の持ち上げが凄い感じになっています。

そうなると、三代目もまだ経験値の低い若者ですから「調子に乗ってくる」のは当然です。

詳しくは、個人攻撃になるので書きませんが、かなり態度が尊大になってきています。

取り入るつもりのない社員は、そろそろそっぽを向き始めています。

三代目の周りには「褒めて持ち上げる」人たちばかりになりつつあります。

これは、よほど衝撃的な出来事でもなければ、どんどん増長していき、最終的には致命的な言動をするのではないかと推測しています。

どのように会社が衰退していくのか、興味深く見守りたいです。

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衰退する潰れる会社の特徴と前兆【実話】社長や社員の空気は?