セミリタイア(アーリーリタイア)考察|必要な資産・権利収入やデメリットなど

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最近、現実的かつ具体的に考えていることがブログ運営の収益での「セミリタイア(アーリーリタイア)」=「会社を辞めてスローライフを送ること」です。

現実的な収入、ローン残高などかなり生々しく公開した上で、具体的にセミリタイア・アーリーリタイアについて考察していきます。

セミリタイアやアーリーリタイアをお考えの方は、参考にしてください。

セミリタイア(アーリーリタイア)とは

早めに社会から引退した生活を送ること

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セミリタイア・アーリーリタイアとは直訳すると「早めの引退」です。一般的に社会から引退するのは、いわゆる定年と呼ばれる60歳や65歳ですが、セミリタイアをする人は50代、早くて40代で社会の一線から退き、ゆっくりとした静かな生活を送ります。

もちろん、スローライフを送るといっても生きている以上は、食費をはじめとした様々な経費がかかりますので、それなりの準備が必要です。

セミタイアを目指す会社員ブロガー

妻と子供二人、住宅ローンありのケース

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ちなみに、僕の現在のスペックは以下の通りです。

年齢:47歳
家族:妻+子供(大学生2名)
職業:プロブロガー+会社員
収入:1~3万円/日+給与550万円/年
貯金:1000万円前後
住居:持ち家(55歳まで住宅ローン)
資産:WEBメディア7ドメイン

こんな感じです。

まぁまぁブラックな地方中小企業勤務で、55歳で全社員契約社員になります。その場合の年収は300万円くらいです。

今現在の僕自身は、管理職になったら損なので、万年係長をキープしている感じで、会社ではアホのフリをしています。

ブログ運営は4つのドメイン・サイトを運営しており(このブログ含む)、月間PVは150~200万PV、収益は1~3万円/日です。

ブログ収益は、グーグルのアルゴリズムや社会の経済情勢により変動幅がありますが、年間を通じて考えると、会社の年収よりはあります。

大学生の子供が二人いますが、あと三年、僕が50歳の時には二人とも自立する予定です。

なお、子供は一人は国立大学、一人は私立大学スポーツ特待生なので、幸いにも学資ローンなどはありません。

妻は事業運営をしておりますが、そちらの収益は僕の年収の30%ほどと「奥さまのアルバイト」規模です。

住宅ローン残高は残り600万円程度と、家庭年収の2/5ほどとなっています。

このようなスペックの僕ですが、ブラック中小企業のしがらみとか理不尽とか非効率さにうんざりしてきたので、子供の独立と同時に会社を辞めて、セミリタイアをしようかと真剣に考えています。

▼地方中小企業のあるあるパターン

会社員の三大無駄アピール|食べてない・休んでない・帰ってない

それ以外にも、累進課税制による税率の高騰で、会社の賞与が全額ブログ収益の所得税+住民税に消えてしまうので、何のために会社員をしているのか悩むこともあります。

そんなことで、セミリタイアに必要な貯金や資産、お金以外の問題点などをまとめました。

セミリタイア(アーリーリタイア)に必要な貯金

一億円近く必要で事実上は無理

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アーリーリタイアして、その後、完全に無収入だった場合に必要となる貯金額はいくらくらいでしょう?

50歳でアーリーリタイアするとして、だいたい寿命の75歳まで25年、そこそこ不自由ない暮らしをするとして、年間に400万円×25年で一億円が必要になります。

65歳から、厚生年金がもらえること(年々減額してますが)を考慮しても、必要となる貯金は莫大で、とてもではありませんが現実的ではありません。

やはり、アーリーリタイアするためには、働かなくても収入を生み続ける権利収入が必要ですね。

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セミリタイア(アーリーリタイア)に必要な資産

半自動収益型の権利収入が必須

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会社員 がセミリタイア・アーリーリタイアするためのお金を貯蓄でまかなうのは、まず不可能なことはわかりました。

セミリタイアするためには、やはり「働かなくても入ってくる収入源」=「権利収入」が必要ですね。

一般的に認知度の高い権利収入としては、株主報酬、家賃収入、駐車場経営、アパート経営などがありますが、その権利物を入手するための投資費用は、やはりサラリーマンでは入手不可能です。

結局、持たざるものが権利収入を手に入れる手段としては、初期投資のほとんどかからないブログメディア運営の一択になってきますね。

普通の会社員で、なおかつセミリタイアやアーリーリタイアを目指す方は、是非チャレンジしてみてください。

失敗しても失うものはありませんから、ノーリスクハイリターンな挑戦です。

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お金以外のセミリタイア(アーリーリタイア)の問題点

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 そのようなことで、現時点の僕にはセミリタイアまたはアーリーリタイアに十分な条件が揃っています。

現実的には、子供たちが社会人になったタイミングがベスト…一気に必要なお金が減るから…とか考えています。

でも、やっぱり子供たちが結婚するまでは、という考えもあります。というのは…

相手親「お父様のご職業は?」

うちの子供「プロブロガーです」

相手親「◯△□??」

みたいになってしまいますからね。

また、それとは別に、アーリーリタイア後に個人的に心配なことをまとめてみました。

生活リズムが乱れる

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今は会社員なので、当たり前ですが、毎朝きちんと起きて、夕方まで働いて、帰宅して寝ています。

ちなみに、ブログコンテンツは朝四時から出勤までと、帰宅後夕食までと、休日に作成しています。

会社員である=規則正しい生活になる(ならざるをえない)ということで、これがなくなったら、きちんと規則正しい生活ができるか、生活リズムの乱れから健康を害さないか、というのが大きな不安です。

セミリタイア・アーリーリタイアするためには、規則正しく自分の生活を律する必要がありそうですね。

運動量が減る

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会社の仕事をしていると、何だかんだと朝から夕方までは歩いたり動いたりします。僕の仕事は現場仕事なので、なおさらです。

また、週に二回は運営するジムでメンバーとウエイトトレーニングもしています。

セミリタイア・アーリーリタイアしてもトレーニングは続けるでしょうが、日常で身体を動かさなくなる、または運動量が減ることが、健康を考えると心配になります。

犬でも飼って毎日散歩をする考えもありますが、けっこう費用がかかりますし、運動がわりに畑仕事をして、野菜は自給自足しようかな、などとぼんやり対策を考えています。

遊びの出費が増える

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セミリタイア・アーリーリタイアすると、圧倒的に暇になりますね。運営するブログメディアには2000記事近いコンテンツがあるので、あんまりガツガツ執筆をしなくても権利収入が発生し続けますし。

まぁ、写真みたいな遊びはしないと思いますが(笑)

けっこう暇潰しにお金がかかるかもしれません。

幸い、ゲーム好きなのでPS4ばっかりやろうかな、とかも考えますが、それではセミリタイア・アーリーリタイアというより引きこもりに近くなりそうです。

孤独になる

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人間は社会生活を営む習性の生き物ですので、他人との関わりが精神的な健康には欠かせないと言われています。

社会からリタイアしたら孤独になり、精神的に病んでしまうかもしれない、というのも不安材料です。

プロブロガーとしてクライアント様とのやりとりなどはあるでしょうが、全部メールですしね。

アーリーリタイアしても、週に数日はアルバイトかなんかして、社会との繋がりを保ったほうがよさそうです。

完全リタイアではなく、セミリタイアのほうですね。

アルコール依存が心配

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僕の個人的に一番こわいのがこれです。

会社員なので、平日は当たり前ですが、夜しかお酒は飲みません。でも、休日は、朝からコンテンツ作成をして、昼食でつい一杯、二杯、いや三杯みたいな感じです。

アーリーリタイアしたら、朝からつい、みたいにならないか、物凄く不安です。

やはり、アーリーリタイアしても、せめて午前中だけはアルバイトかなんかして、セミリタイア状態にしたほうがいいかもしれません。

まだ、時間はありますので、アーリーリタイアしても健康で楽しく暮らせるように、細部を詰めていく予定です。

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